自立訓練(生活訓練)とは

自立訓練(生活訓練)とは、知的障がいや精神障がいのある方が日常生活において自立し、一般的な社会生活を送れるよう訓練を行うことです。
自立訓練事業所では、施設や病院に入所または入院していた方やひきこもりの方などを対象に、地域生活を送る上でまず身につけなくてはならない基本的なことを中心に訓練を行い、障害のある方の地域生活への移行を支援します。

対象者

地域生活を営む上で、生活能力の維持・向上等のため、一定の支援が必要な障がい者として以下の具体的な例が挙げられます。

  1. 入所施設・病院を退所・退院した者であって、地域生活への移行を図る上で、生活能力の維持・向上などの支援が必要な者
  2. 特別支援学校を卒業した者、継続した通院により症状が安定している者等であって、地域生活を営む上で、生活能力の維持・向上などの支援が必要な者等

・地域生活を営む上で一定の支援が必要な方
・18歳以上、65歳未満の方
・精神障がい、知的障がい、発達障がい、身体障がいなどの障がいのある方
・障害者総合支援法の対象疾病となっている難病等のある方

訓練期間

自立訓練(生活訓練)を利用できる期間は原則2年間です。
この2年間で自立するためのスキルを身に付けたり、生活リズムを作って行きます。

利用料金

世帯の収入状況負担額/月
生活保護の方負担無し
前年度の世帯収入が300万円以下負担無し
前年度の世帯収入が概ね300万以上〜600万以下9,300円/上限
前年度の世帯収入が概ね600万円以上37,200円/上限
※その他の要件によって減免等がありますので、お住まいの行政担当課にお問合せください

就労移行支援との違い

就労移行支援は同じ障がい福祉サービスとして就職に向けた訓練を行いますが、自立訓練(生活訓練)はあくまでも社会生活に向けて自立することを目的としています。
親や周囲の人の手助けをせずに健やかに毎日が送れるようにすなる訓練を自立訓練(生活訓練)で行ないます。

ご利用に向けての手続き方法等に関してはわたしたちが全面的にサポートしてまいりますので、まずはお気軽にご相談ください。